日本一おいしい曲がったきゅうり!?

ネット販売に直接携わってくたことがあります。
しかも、野菜・果物を扱うサイトです。結構扱いには苦労しました。
ネット販売は難しいです。売上高はもちろんのこと、収益はまったく上がりませんでした。
我慢して続けて、売上が2次曲線になることは稀ですよね。

ネット販売をやって分かったことは、商品価値や値段を訴求することはもちろんのこと、
もうひとつ”スパイス”が必要なんです。
それは、販売する商品にストーリーをつけることです。
ストーリーと言っても、過大広告でも、今はやりの偽装でもありません。

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例えば、野菜を販売するのだったら、専業農家の商品化された野菜ではなく、
家庭菜園の延長で作っているような野菜を販売するのです。
その栽培者の種まきから収穫までを、過程を見てもらいストーリーを紹介するのです。
売り手側と買い手側を結ぶ、コミュニケーション手段を考えるのです。

ネット上の付き合いから、本当の自分の田舎的付き合いへ変わっていくとしたら、
そこで栽培される野菜は、自分にとってオンリーワンの商品なのです。

形はバラバラで不揃いのじゃが芋、虫食いのほうれん草、曲がったきゅうり等々
工場生産のように、ビニールハウス中でまっすぐに矯正されたきゅうりより、
よっぽどおいしいはずです。
買った本人にとっては、日本一おいしい曲がったきゅうりとなるはずです。

ビジネスには、このもうひとつのスパイス、これが大事なんです!

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